山守日記

山梨県で森林の維持・造成を行っている 有限会社藤原造林のブログです。 日々の作業や自然の風景・森林の中で感じたこと等 をつづって行きたいと思っています。 よろしくお願いします。

覚円峰の下で

甲府市の北部にある観光地、昇仙峡
その中でも有名なのがこの覚円峰
syousnkyou3[1]

この覚円峰の周りには多くの赤松が樹生しています。
しかし、ここ数年の地球温暖化等々により
ここ昇仙峡にも松くい虫の被害が急速広がっています。
通常の山林とは違いここは岩場の山
その松くい虫が観光地の歩道への危険木になってしまうことも多々あります。
そういった危険木を除去するのも我々の重要な仕事でもあります。

チェンソーやチルホール等を担ぎながら、岩場をよじ登り伐採木の岩場に到着。
安全帯・昇降器を装着し、岩場からさらに伐採木によじ登り、チリホールワイヤーを掛けます。
P1000950.jpg

そのワイヤーを手繰り寄せながら伐採手との呼吸を合わせ、一気に伐倒。
作業任務は無事に完了、伐採木を岩場の下に下ろし、安全な場所で処理
危険木を無事に除去いたしました。
P1000952.jpg

しかし、ワイヤーをかける作業手を下から見上げると、覚円峰によじ登っているように見えました。
P1000951.jpg
これも素晴らしい技術です。



  1. 2009/07/03(金) 23:16:35|
  2. 森林
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さぼり虫

またブログさぼりました。
すんません。

梅雨本番というような天気ですが
現場の写真を見てお楽しみください。

IMG_1706.jpg
「どうすれば釘をまっすぐに打てるのですか?」と問えば
「邪念を捨てろ」と分かりやすく解説してくれるM氏の
渾身のくぎ打ち作業。
  1. 2009/06/30(火) 21:55:06|
  2. 未分類
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モトをたどれば

今日、TBSの「モトをたどれば」という番組が放送されていました。
農林業衰退の原因とその未来は?という内容でした。

農業についての内容は
「国産自給率を上げていくことは大切だと思うし、
あまり味にうるさくない僕でも国産野菜のおいしさも分かる。
減反政策だって理にかなっていないから何とかするべきだと思う。
生産から流通まで人任せにせず、自分で行うことの将来性が大きいこともうなずける」
と同意でき、ためになる内容でした。(農業界の人から見たら分かりませんが)

ただ林業についての内容は
「半分本当で半分嘘」と言わざるを得ない内容だったと思います。
特にヘリコプター集材の映像後に
「高齢でもうやめたいけど、人がいないからやめられない」
「日本の林業は近いうち駄目になる」(正確には違う表現だったかも)
といった林業従事者のコメントを入れるとか
何ヘクタールも皆伐した現場の映像の後に
「木材を売って得た収入で再造林をすることはできません」
といったコメントを入れ林業の将来には全く触れていない点には
内容の薄さを感じました。

今、日本の森に必要なことは基盤整備で崩れない道をつけ、
その道で可能な範囲を間伐搬出すること、これしかないと思うし、
林業界の流れもそのようになっています。
(それに付随して、施業地を集約化したり、
道に合った機械を導入したりする必要が
出てくると思います。)

材貨の安い時代に、1時間に200Lのジェット燃料を使うヘリコプターで集材したり
これだ人件費が高い日本で何ヘクタールも再造林するなんてことは無理なのは当たり前で
その内容だけで番組を締めくくってしまうのは林業界の機運が盛り下がりますね。

IMG_1639.jpg
事務所から現場まで車で行き、歩かない環境。
怪我をした際や緊急時にはすぐに車で移動できる。

IMG_1642.jpg
ただし山は崩してはいけません。
某現場のだめな道。

皆さんはこの番組どう思いました?

  1. 2009/06/03(水) 22:05:34|
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カラマツ運材

富士山麓でのカラマツ伐出作業。
IMG_1610.jpg
地形がとっても平坦。
日本の象徴富士山のふもとだけど、なんだか日本じゃないみたい。
  1. 2009/05/17(日) 18:41:42|
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山づくりはデザインです

約1200kmの工程を2泊3日で鳥取、兵庫、奈良とハードスケジュールの研修旅行に
行ってきました。
今回は、作業路網の再確認と長伐期施業を進めて行く上での目標林型のイメージづくり。
長伐期施業で代表的な鳥取県智頭町の慶長スギ林↓
P1050580.jpg
まさに見本となる優美なスギ林と言うよりもスギの森。
昔の人は現在のこの林型を考えて植えていたのでしょうか?なぞです^^;

そして以前も作業路研修でお世話になった吉野の清光林業さんの山
その4年前の同じ個所の風景↓
P7290069mae.jpg
そして、4年後の状況↓
P1050670ato.jpg
それに付随した作業路の三叉路↓
P1120140.jpg
写真では言い表せないセンスの良い路網とスギ林の絶妙なバランス
P1050719.jpg
歩いていても自然を身近に感じることができる本当の作業路
P1120143.jpg
そして、木材生産を行おうとするときは、こんな風に↓伐らせてもらえれば
P1050679.jpg
すぐに出荷が可能になる作業路
P1050716.jpg
まさに作業路も
P1050711.jpg
芸術品です。

低コスト搬出が叫ばれている中、路網と自然とが調和している本当の作業現場の
在り方を思い知らされました。
これからも先進地に学び、自然と共存できる林業経営を目指そうと思います。


テーマ:お仕事 - ジャンル:就職・お仕事

  1. 2009/04/21(火) 00:21:22|
  2. 森林
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